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泌尿器科
[診療科概要]手術的方法で尿路や男性生殖器、副腎等の疾患を治療
排尿に異常を感じたら、ためらわずに早めの受診を。
泌尿器科では尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)、男性生殖器(前立腺、精巣、陰茎)、さらに内分泌臓器(副腎)のあらゆる疾患についての診察・治療を行っています。
泌尿器科では主に外科的手法を用いて治療を行います。当院泌尿器科ではロボット手術をはじめ、腹腔鏡手術やレーザーを用いた低侵襲性手術(開口部が小さく、体内への侵入度合いや体への負担が小さ手術)にも力を入れています。
排尿の際に違和感や異常を感じたら、ぜひためらわずに早めに受診してください。
泌尿器科受付時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 8:30 - 10:30 | 再来担当医 | 大学医師 | 髙橋則雄 | 髙橋則雄 | 中野磨 | 中野磨 |
新患担当医 | 中野磨 | - | 髙橋則雄 | - |
[診療姿勢]体への負担が小さい検査・治療を目指して
ガイドラインに基づき、できるだけ低侵襲の検査・治療を心がけています。
医療従事者にとって「侵襲」とは外科手術などによって人体を切開したり、人体の一部を切除する行為、また投薬等によって生体内に何らかの変化をもたらす行為をいいます。いかに診察・治療のためとはいえ、やはり体に傷をつけることは患者さんの体への負担になってしまうのです。外科的手法を多く用いる泌尿器科にとっても「低侵襲(できるだけ体を傷つけず、体への負担を最小限に抑えること)」は重大な課題のひとつとなっています。
前立腺がんなどの場合、ご高齢の患者さんも多くいらっしゃいます。できるだけ体への負担が小さく、安心して受けられる手術を。仙塩利府病院泌尿器科では、診察・治療にあたるすべてのスタッフがこの思いを胸に皆さんと向き合っています。
[特長]先進的手術方法を積極的に導入
ダ ヴィンチやHoLEP (ホーレップ)などの低侵襲治療法を導入。
手術支援ロボット「ダ ヴィンチ」当泌尿器科では前立腺や尿路結石に対する最新の低侵襲治療法を積極的に導入。皆さんへの負担が小さい手術をご提供しています。
仙塩利府病院泌尿器科の低侵襲性治療
低侵襲性治療(1) 手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を使用した前立腺がん手術
ロボット支援前立腺全摘除術
低侵襲性治療(2) 大きい前立腺肥大症でも安全に施行できる内視鏡手術
ホルミウムレーザー前立腺核出術「HoLEP (ホーレップ)」
電気メスを用いた経尿道的前立腺切除術よりも出血が少なく安全。再発率も低い新療法。
出血も、痛みも少ない前立腺切除術「HoLEP(ホーレップ)」の詳しい情報はコチラ
低侵襲性治療(3) 結石を確実に破砕・回収する根治性の高い治療法
細径軟性尿管鏡による尿路結石治療「f-TUL」
尿路結石の光明。最新の軟性尿管鏡とホルミウムレーザーで結石を確実に破砕・回収が可能。
全尿路(腎臓・尿管・膀胱)で活用できる確実性の高い内視鏡破砕術「f-TUL」の詳しい情報はコチラ
体外衝撃波結石破砕術 (ESWL)
衝撃波で結石を破砕し自然排出させる「ESWL」の詳しい情報はコチラ
腹腔鏡下手術 (腎摘出、尿膜管切除、精巣静脈瘤摘出など)
[手術]年間約500件におよぶ手術を実施
前立腺がんの低侵襲治療法「ダ・ヴィンチ手術」や、前立腺肥大症などに効果を発揮するホルミウムレーザーなど、先進治療機器を積極的に活用。年間およそ500件もの手術を行っています。担当する医師はいずれも十分な習熟度を誇る専門医。常に「より安全に、より効果的に」を心がけながら、信頼度の高い手術を行っています。
実施手術一覧
- ロボット支援前立腺全摘除術(ダ・ヴィンチ手術)
- ホルミウムレーザー前立腺核出術「HoLEP(ホーレップ)」
- 経尿道的尿路結石砕石術「TUL」
- 経皮的尿路結石砕石術「PNL」
- 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
- 腹腔鏡下腎摘出手術
- 腎尿管全摘術
- 膀胱全摘術(尿路変更術)
- 経尿道的内視鏡手術
など 年間約500例実施
泌尿器科医師紹介
泌尿器レーザー治療センター長
泌尿器科部長
中野 磨
資格
泌尿器科指導医、泌尿器科専門医
がん治療認定医
泌尿器科ロボット支援手術プロクター
泌尿器科副部長
高橋 則雄
資格
泌尿器科指導医、泌尿器科専門医
日本泌尿器内視鏡学会技術認定医
日本透析医学会専門医、がん治療認定医
日本排尿機能学会専門医