［概要］体への負担がすくない前立腺肥大症治療法

従来の切除術に変わる新しい手術法。出血がきわめて少なく、再発の可能性も減少。

前立腺の構造。
前立腺は「みかん」に似た構造をしています。「HoLEP（ホーレップ）」はまったく新しい前立腺肥大症治療法。内視鏡の先についたレーザーメスで肥大した患部を安全・確実に切除していきます。
これまで主流となっていた経尿道的前立腺切除術（TURP）よりも出血や痛みが格段に少なく、ご高齢の方にも安心してお受けいただける治療法です。

最大の特徴は、「TURP」が持っていた「患部が大きくなると施行できない」という課題を克服している点。より多くの患者さんに安全に確実な治療をご提供できる手術法として注目されています。

仙塩総合病院ではこの「HoLEP」を平成21年8月に導入。現在までに200例以上の手術を行っています。

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「HoLEP（ホーレップ）」の利点

• 出血が少なく切除創の回復も早い。
• 入道カテーテル留置期間が短い。
• 大きな前立腺肥大症にも安全に施行可能。
• 「TURP」に比べると「TURP症候群（水中毒）」の発症が少ない。
• 術後の再発がきわめて少ない。
• 入院期間が少ない。